良い関係を維持できている夫婦、全体の何パーセントくらいなのでしょうか?

わたしがこの本を読んだのは、ほんとうに仲が良い夫婦が実際には少ないように思え、そもそも、”相性が良い” とはどのようなことかなのか、知りたくなったからです。

そして、芸能好きではない私でも、昭和のハンサムの代名詞のような三浦友和さんと、大スター 山口百恵さんがどれほど相性がいいのか、という興味もありました。

コスモスと蜂

夫婦が幸せになる秘訣

ページを開くと最初から羨ましい文章が並んでいます。三十年以上喧嘩をしたことがないことにも驚きました。

読み進めると、信頼や感謝、相手の思いを察する様子がうかがえ、お互いに、人を思いやり感謝する気持ちがあるからこそ、素晴らしい関係が築けているのだとわかります。

気遣ったとき相手がそれに気付き嬉しく思ってくれるなら、それも相性がよい証拠だろう思います。そのような心のふれあいから相手をより大切に思うことができるのでしょう。相性が合わないと、気遣ったところで煩わしく思われることすらあるかもしれません。

相手の身になって考え行動できるところも、夫婦円満の秘訣です。

言われたからやる自分がそうすべきと思うからやる とでは取り組む姿勢に違いが出ますよね。当然、自分の考えに基づいて動く方が積極的に行動できて望ましいわけですが、もし前者から後者に切り替えるとしたら、相手の身になって考えることから始めなければ難しい人もいるかもしれません。

やさしさは自分の欠点を認めることから

良い人間関係をつくる秘訣は他にもあります。それは、自分の欠点を認めるということ。自分に欠点があることを認識すれば、相手の欠点も理解し思いやることができます。

子供に接するときも、自分の欠点を認め謙虚であることが大切だと気付き、反省させられました。


この本から伺い知れる友和さん、百恵さんの人柄

あることがきっかけで歪んだ過去の自分を嫌悪されている表現があり、自分がだったらそこまで思うだろうかと考えました。生まれつき正しい心を持っているからこそ、子供ながらにそう感じたのではないかと思います。この本の利益を全額、震災関連に寄付されていることからも、立派な精神をお持ちであることが分かります。

山口百恵さんは絶頂期であったにも関わらず、結婚したら仕事は辞めるという考えに迷いがなく、結婚後は何があっても動じず、弱音や愚痴を口にすることもありませんでした。

百恵さんも三浦友和さんと同じように、しっかりとした考えをお持ちで、このようなところもお2人は似ているのだろうと思います。

「相性」その他の楽しみ方

この本には他にも、意外な少年時代、ミュージシャンを目指し俳優となった経緯、家族や仕事のこと、映画に対する思いなどが書かれています。RCサクセションほか、俳優さんたちの名前も出てくるので、そんなところも面白く読めるでしょう。

幸せな夫婦、家族になるヒントが散りばめられた作品だと思います。
興味のある方は手にとってみてはいかがでしょうか。